自宅でも実走に近い感覚でトレーニングできるバーチャルサイクリングアプリ「MyWhoosh」。無料で利用できる点や、Zwiftに近い操作性から注目を集めています。しかし、初めて使う人にとっては「どう始めればいいのか」「どんな機材が必要なのか」が分かりづらい部分も多いかもしれません。
この記事では、MyWhooshの導入からアカウント設定、デバイス接続、走行やイベント参加までを順を追って解説します。アプリの特徴や、トラブルを防ぐ設定のコツ、外部サービスとの連携方法も紹介。初心者でもスムーズに走り出せるよう、実際の使用手順を分かりやすくまとめました。
これから室内トレーニングを始めたい方や、Zwift以外の選択肢を探している方にとって、MyWhooshを快適に活用するための道しるべとなる内容です。
mywhoosh 使い方の全体像と準備
まず、mywhooshを使いこなすためには、アプリの仕組みと利用目的を整理しておくことが大切です。mywhooshは、実際のロードバイク走行を室内で再現するバーチャルサイクリングアプリで、世界中のコースを再現した3D空間を走ることができます。無料で利用でき、トレーニングやレース、仲間とのグループライドにも対応しています。
MyWhooshとは何か(概要とできること)
MyWhooshは、アラブ首長国連邦で開発されたバーチャルサイクリングアプリで、世界中のサイクリストがリアルタイムで走行できる無料プラットフォームです。Zwiftなどの有料アプリに比べ、課金不要でトレーニングやイベントに参加できるのが大きな特徴です。
さらに、FTP(体力指標)の計測やAIトレーナーによるワークアウト機能も搭載されており、本格的なトレーニングを低コストで体験できます。これからロードバイクを始める方にも、気軽に使いやすい環境が整っています。
必要なデバイスと推奨環境を整理する
mywhooshを利用するには、アプリを動かす端末(PC、スマートフォン、タブレット)と、走行データを取得するためのスマートトレーナーが必要です。ANT+またはBluetooth接続に対応したトレーナーが推奨されます。
推奨環境としては、Windows 10以上またはiOS/Android最新バージョンが安定動作しやすく、メモリは8GB以上、通信はWi-Fi 5GHz帯が望ましいです。映像の滑らかさを重視する場合は、GPU(グラフィック性能)が高いPCが適しています。
開始までのステップを一枚図で把握する
アプリの導入から走行までの流れは、次のように整理できます。「アプリをダウンロード」→「アカウント作成」→「トレーナーを接続」→「ワールド選択」→「走行開始」。この一連の手順を理解しておくと、実際に始めるときに迷いません。
初心者の方は、まず「無料体験として5〜10分だけ走る」ことを目標にすると良いでしょう。短時間でも接続の確認や画面の操作感を確かめることができます。
無料でできる範囲と制約の基本
mywhooshは基本機能がすべて無料で利用可能ですが、課金コンテンツの一部は将来的に拡張予定とされています。現時点では、全ワールドの走行、イベント参加、トレーニングメニュー利用などがすべて無料です。
ただし、保存容量の制限やアップデート後の仕様変更により、一時的に機能が制限されることもあるため、公式サイトやアプリ内の通知を確認しておくことが重要です。
まず最初の目標設定(運動目的・時間・頻度)
最初に「何のために走るのか」を決めておくと、続けやすくなります。例えば「週3回・20分の健康維持」や「雨の日トレーニング」など、目的を具体的にすることがモチベーションにつながります。
・利用端末(スマホ/PC)の動作確認
・通信環境(Wi-Fi)の安定性
・トレーナーやセンサーの対応可否
・初期目標(時間・頻度)を設定する
例えば、出勤前の15分ライドや休日のロングライド練習など、生活リズムに合わせて習慣化するのがおすすめです。
- mywhooshは無料で使えるバーチャルサイクリングアプリ
- 導入前に端末・通信・トレーナー環境を確認
- 目的と目標時間を設定して始めると続けやすい
- 更新情報は公式サイトで常に確認
アプリの導入と初期設定
次に、実際の導入手順を見ていきましょう。アプリのインストールから初回ログイン、プロフィール設定までの流れを把握しておくことで、スムーズに走行を始めることができます。
ダウンロードとインストール手順(PC/スマホ/タブレット)
まずは公式サイト(mywhoosh.com)または各アプリストアからダウンロードします。Windows版は公式ページからインストーラーを入手し、スマートフォンの場合はApp StoreまたはGoogle Playで検索してインストールします。
インストール後にアプリを起動すると、データの初期設定が行われるため、通信環境の安定したWi-Fi下で進めることをおすすめします。
アカウント作成と基本プロフィール設定
初回起動時にはアカウント登録が求められます。メールアドレスまたはGoogle/Appleアカウントで簡単に登録可能です。登録後、プロフィール欄に体重・身長・年齢・性別を入力することで、トレーニングデータの精度が高まります。
なお、名前や国の設定は後から変更できます。SNS連携を希望しない場合は、初期設定のままで問題ありません。
FTP(体力指標)の初期設定と計測方法
MyWhooshでは、体力を測る指標として「FTP(Functional Threshold Power)」を用います。初期設定では仮の数値が自動入力されますが、正確に測るには「FTPテスト」を実施するのがおすすめです。
テストでは約20分間の全力走行を行い、その結果から自動的にFTP値が算出されます。これにより、ワークアウトメニューの負荷設定があなたの体力に最適化されます。
画質・操作・表示設定の最適化
MyWhooshは美しいグラフィックが魅力ですが、端末によっては動作が重くなる場合があります。設定画面から「Graphics Quality」を変更し、負荷に応じて「Low〜Ultra」の中から最適なレベルを選びましょう。
また、HUD(ヘッドアップディスプレイ)の項目表示を自分好みにカスタマイズすると、走行中に必要なデータを見やすくできます。
初回ログイン後のホーム画面の見方
ログインすると、画面中央に「RIDE」「WORKOUT」「EVENT」などのメニューが並びます。まずは「RIDE」を選び、簡単なルートを走って操作感を確認すると良いでしょう。
また、左側にあるメニューから設定画面やプロフィール、接続機器の管理も行えます。慣れてきたら「WORKOUT」でトレーニングを選び、徐々に強度を上げていくのがおすすめです。
・公式サイト以外のダウンロードは避ける
・初回起動は必ずWi-Fi環境で
・ログイン情報は控えておく
・FTP計測は疲労の少ない日に実施
例えば、休日の朝に時間をとってセットアップすると、余裕をもって各設定を確認できます。焦らず一つずつ進めることが成功の近道です。
- アプリは公式ストアからダウンロード
- プロフィールとFTP設定で精度を高める
- 画質設定は端末性能に合わせて調整
- 初回は短時間ライドで操作感を確認
デバイス接続とセンサー連携
MyWhooshを快適に使うためには、スマートトレーナーや各種センサーとの接続が欠かせません。ここでは、接続の基本手順や注意点を整理し、安定して走行データを取得するためのポイントを解説します。
スマートトレーナーの接続(Bluetooth/ANT+)
MyWhooshはBluetoothとANT+の両方に対応しています。スマートトレーナーがBluetooth対応の場合は、PCやスマホのBluetooth機能をONにして自動検出させるだけで簡単に接続できます。一方、ANT+の場合は専用のUSBドングルが必要となる場合があります。
接続後、アプリ上に「Smart Trainer」や「Power Source」といった項目が表示されるので、正しく認識されているか確認しましょう。複数のデバイスが近くにあると誤認識しやすいため、他のBluetooth機器を一時的にオフにすると安定します。
心拍・スピード・ケイデンス・パワーの連携
トレーニングの質を高めるには、各種センサーを連携させることが重要です。心拍計(Heart Rate Monitor)はBluetoothで接続でき、スピード・ケイデンスセンサーはペダルやクランクに装着してデータを送信します。
パワーメーター付きのスマートトレーナーを使う場合は、MyWhooshが自動的にパワーソースを検出します。もし数値が不自然に高い・低い場合は、再接続または再起動を行うと改善されることがあります。
PC・スマホ・タブレット別の安定接続コツ
PCで利用する場合は、USB延長ケーブルを使ってANT+ドングルをトレーナー近くに設置することで、通信が安定します。スマホやタブレットの場合は、アプリ以外のBluetooth接続をすべて解除してから接続するのがコツです。
また、Wi-FiとBluetoothを同時に使うと干渉する場合があるため、ルーターからの距離を2〜3メートル程度離すと安定します。
負荷制御(ERG/レジスタンス)の基本
ワークアウト中に自動的に負荷が変わる「ERGモード」は、トレーニングを効率化する機能です。FTP値に基づいて負荷を自動調整し、設定した強度を一定に保ちます。レジスタンスモードでは手動で負荷を変えられ、好みのペースで走ることができます。
走行中に負荷が変わらない場合は、アプリ内の「Trainer Control」が有効になっているかを確認してください。
接続が不安定なときのチェックリスト
接続が途切れる場合は、次の点を確認しましょう。①他のアプリがBluetoothを使用していないか、②トレーナーの電源が入っているか、③アプリが最新版か、④通信距離が離れすぎていないか。この4点を見直すだけで多くの不具合は解消します。
・BluetoothとANT+の両方に対応
・安定性を重視するなら有線延長も検討
・ERGモードは自動負荷調整が便利
・通信干渉を避けるため他機器をオフに
例えば、冬の室内トレーニングでは扇風機を近くに置く人が多く、風がセンサーに影響することもあります。設置位置を見直すだけでも通信が安定することがあります。
- スマートトレーナーはBluetoothかANT+で接続
- 心拍・ケイデンス・パワーを組み合わせて精度向上
- PCはドングルを近づけると安定する
- 負荷が変わらないときはERG設定を確認
走り方の基本:ワールド・ルート・ワークアウト
接続が完了したら、いよいよ走行を始めます。MyWhooshの世界は複数のワールドに分かれており、それぞれに特徴的なルートがあります。ここでは、実際の走り方やワークアウトの活用方法を紹介します。
マップとルートの選び方(高低差・距離で選定)
MyWhooshでは、ワールドごとに地形や景観が異なります。短距離コースでアップダウンが少ない「Arabian Coast」は初心者向け、長距離で登坂を含む「Columbia」や「Australia」などはトレーニングに最適です。
各ルートには距離と獲得標高が表示されるため、自分の体力や目的に合わせて選ぶと良いでしょう。初回は10〜15km程度のルートで十分です。
フリーライドの始め方と終了手順
自由に走行したい場合は「Free Ride」を選択します。スタート地点に移動し、「Start Ride」を押すとすぐに走行開始です。走行中はペダルを止めても自動で一時停止し、終了時はメニューから「End Ride」を選びます。
走行後は、距離・時間・消費カロリーなどのサマリーが表示され、保存することで過去データとして残ります。
ワークアウトの選び方と実行の流れ
「Workout」モードでは、目的別に強度や時間が設定されたプログラムを選べます。たとえば「Base Training」や「Hill Climb」など、体力向上や持久力アップに特化したメニューが揃っています。
各メニューには「目標FTP比率」が表示されるので、自分の体力レベルに合わせて選びましょう。途中で中断しても自動保存されるため安心です。
画面操作とHUDの見方(指標の意味)
画面上には速度、ケイデンス、パワー、心拍数、経過時間などの指標が表示されます。これらはトレーニングの質を判断する重要な情報です。特にパワー値(W)は努力の度合いを数値化してくれるため、走行のペース管理に役立ちます。
HUDのレイアウトは設定で変更可能で、必要な指標だけを表示することで画面をすっきりさせることもできます。
アバター・バイク・コインの活用ポイント
MyWhooshでは、走行距離やイベント参加に応じてコインが貯まり、バイクやウェアをカスタマイズできます。見た目を変えることでモチベーションが上がり、継続の励みになります。
また、バイクの種類によって重量や加速特性が微妙に異なるため、トレーニング目的に合わせて選ぶのも楽しい要素です。
・短いコースから慣れていく
・ワークアウトで目的別トレーニング
・HUDは必要情報に絞ると見やすい
・コインでバイクをカスタムして楽しむ
例えば、平日は短時間のワークアウト、週末は長距離ルートに挑戦するなど、強弱をつけたスケジュールで走ると飽きずに続けられます。
- ワールドやルートは目的に応じて選ぶ
- ワークアウト機能で効率的に体力アップ
- HUDのカスタムで見やすく操作
- アバターやバイクの変更で楽しさをプラス
イベント・レース・グループライドに参加する
MyWhooshの魅力のひとつが、世界中のサイクリストと同時に走ることができるイベント機能です。定期的に開催されるレースやグループライドに参加することで、飽きずにトレーニングを続けることができます。ここでは、その参加方法や注意点を整理します。
イベントの探し方とエントリー方法
アプリのホーム画面から「EVENTS」を選ぶと、今後開催予定のレースやグループライドが一覧で表示されます。距離やカテゴリー、開始時刻などで絞り込みも可能です。参加したいイベントを選び「Join」を押すだけでエントリー完了です。
イベントは日本時間での表記がない場合もあるため、開始時刻を確認して余裕を持って接続しましょう。参加人数が多い場合は、スタート数分前から待機画面が表示されます。
スタート手順と注意点(ウォームアップ含む)
イベント開始の5分前にはスタート地点に自動的に移動します。この時間を使って軽くウォームアップすると、心拍数を安定させて走り始めることができます。スタートと同時にペダルを踏み込むことでスムーズに加速します。
走行中は、途中で停止しても順位が維持されることはないため、トラブルがないよう通信環境を整えておきましょう。電源の抜けや接続切れに注意が必要です。
カテゴリー分けとルール理解
イベントにはカテゴリー(A〜Dなど)が設定されており、FTPや平均速度に応じてグループが分かれます。初めて参加する場合は、一番下のカテゴリーから始めるのが無難です。無理なペースで走ると途中離脱になりやすいため、体力に合った選択を心がけましょう。
レースでは「ドラフティング(空気抵抗軽減)」が有効に働くため、他のライダーに近づいて走ると省エネになります。
コミュニケーション機能の使い方
MyWhooshでは、画面上のメッセージ機能を使って他のライダーとやり取りができます。「Ride On!」ボタンで応援を送ったり、グループライド中に挨拶を交わすなど、モチベーション維持につながります。
ただし、公共チャットでは個人情報を記載しないなど、マナーを守った利用が大切です。日本語が通じない場合も多いですが、簡単な英語で十分に交流できます。
完走後のリザルト確認と振り返り
イベント終了後には、自動的にリザルトが表示されます。平均パワー、ケイデンス、順位、消費カロリーなどが確認できるため、次回のトレーニング計画の参考になります。特に平均ワット数(W/kg)は、体力レベルを把握する重要な指標です。
・スタート5分前には接続して待機
・カテゴリーは実力に合わせて選ぶ
・チャット機能で交流を楽しむ
・終了後のリザルトで成長を確認
例えば、毎週末に同じイベントに出ると、自分のペースアップが目に見えてわかるようになります。習慣化することで、自然と体力も向上します。
- イベントは一覧から選び、事前にJoinで参加登録
- ウォームアップで体を慣らしてからスタート
- カテゴリー選択で無理のない走行を
- 完走後のリザルトで成果を記録する
外部サービス連携と記録管理
走行データを管理したい人は、MyWhooshを外部サービスと連携させるのがおすすめです。StravaやTrainingPeaksなどに自動アップロードすれば、日々のトレーニングを可視化できます。ここではその設定方法と活用法を紹介します。
Stravaとの連携手順(自動アップロード)
アプリの「Settings」→「Connections」から「Strava」を選び、ログイン認証を行います。許可を与えると、今後の走行データが自動的にStravaへアップロードされます。連携完了後は、走行を保存するたびにStrava上で活動履歴が確認できます。
もしアップロードされない場合は、アプリの再起動や認証トークンの更新を試してください。スマホのバッテリー節電モードが影響することもあります。
TrainingPeaks・Garmin等との連携
MyWhooshはStrava以外にも、TrainingPeaksやGarmin Connectとの連携に対応しています。特にTrainingPeaksを使うと、週ごとの負荷量や回復度をグラフで確認でき、トレーニングの質を高められます。
Garminデバイスを持っている場合は、心拍数やカロリーを連動させることで、屋外ライドとの比較も可能です。
アクティビティの保存・エクスポート
走行後に表示される「Save Ride」ボタンを押すと、データがクラウド上に保存されます。手動でエクスポートしたい場合は、「.fit」ファイル形式でPCやスマホに保存することもできます。これを他の分析ツールに読み込めば、詳細なデータ解析も可能です。
トレーニング計画とリカバリーの基本
連携サービスのデータを活用して、自分専用のトレーニング計画を立てましょう。高強度と低強度のバランスを取ることで、疲労を溜めずに持続的な成長が見込めます。リカバリーデーを週1回設けることも重要です。
また、長時間のライド後はストレッチや軽いウォーキングを取り入れて、筋肉をほぐすと回復が早まります。
実走との使い分けとモチベーション維持
天候や季節によって室内ライドを選びつつ、休日は屋外走行を楽しむなど、状況に応じて使い分けるのが理想的です。MyWhooshの記録を積み上げていくと、自分の走行距離や成長を実感でき、継続のモチベーションになります。
・Strava連携で自動アップロード
・TrainingPeaksで週単位の負荷管理
・.fitファイルで手動バックアップ
・疲労回復日を必ず設ける
例えば、平日はMyWhooshで短時間トレーニング、週末は実走で風を感じる、という組み合わせが理想的です。継続こそ最大の効果を生む鍵です。
- StravaやGarminと連携してデータを活用
- 保存データは定期的にバックアップ
- トレーニングとリカバリーのバランスを意識
- 室内外を組み合わせて楽しむと長続きする
よくあるトラブルとQ&A
MyWhooshを利用していると、接続不良やデータ同期の不具合など、いくつかのトラブルに出会うことがあります。ここでは、よくある症状とその解決策を整理し、安心して利用を続けるためのヒントを紹介します。
接続できない・切れるときの対処
Bluetooth接続が不安定な場合は、まずデバイスの再起動を試してみましょう。特にPC版では、他のアプリがBluetoothを使用していると干渉を起こすことがあります。スマートトレーナーの電源を入れ直すことで改善するケースも多いです。
それでも改善しない場合は、ANT+ドングルを使うことで通信が安定します。スマホの場合は、位置情報の権限がOFFになっていると接続できないこともあるため、設定を確認してください。
負荷が変わらない/数値がズレる場合
ERGモードが有効になっていないと、ワークアウト中に負荷が自動調整されません。設定画面で「Trainer Control」をオンにすることで解決できます。パワー数値がズレる場合は、キャリブレーション(校正)を実施すると精度が戻ります。
また、トレーナーのタイヤ空気圧が低い場合や設置面が不安定だと、センサーの計測に誤差が出やすくなります。定期的な確認が大切です。
アプリが重い・落ちるときの改善策
動作が重く感じる場合は、画質設定を「Medium」または「Low」に変更してみましょう。バックグラウンドで他のアプリが動いている場合も影響します。スマートフォンの場合、ストレージ容量が90%を超えるとクラッシュしやすくなります。
また、長時間プレイすると端末の温度が上がりやすいため、冷却ファンを使用すると安定性が向上します。
記録がアップされない・同期しない
StravaやGarminへの自動アップロードが行われない場合は、再ログインや連携解除→再認証を行ってください。Wi-Fiが一時的に切れていた場合も反映されないことがあります。保存済みデータは、後から手動アップロードすることも可能です。
MyWhooshのサーバーが混雑しているときは数時間後に反映されることもあるため、慌てず様子を見ることが大切です。
無料範囲・課金・対応端末のよくある疑問
MyWhooshは現在、基本機能がすべて無料で提供されています。将来的な課金要素は発表されていませんが、イベントや機能拡張が追加される場合があります。対応端末は、Windows・Mac・iOS・Androidに順次拡大中です。
ただし、古い端末ではグラフィックが正常に表示されないことがあるため、定期的にアップデートを行いましょう。
・Bluetoothは他アプリと競合しやすい
・ERGモード設定で負荷が変化する
・動作が重い場合は画質を下げる
・Strava連携は再認証で復旧する
例えば、アプリ更新後に突然接続が切れる場合も、設定を見直すだけで改善することがあります。焦らず原因を一つずつ確認することが大切です。
- 接続不良は再起動・距離調整で解決
- 負荷が変わらない場合はERG設定を確認
- 動作が重いときは画質調整と端末冷却
- Strava同期トラブルは再認証で対応
まとめ
MyWhooshは、無料ながら本格的な室内サイクリングを体験できる優れたアプリです。導入から走行、イベント参加、データ連携まで一貫して使いやすく設計されています。特に、初めての人でも段階的に設定できる点が大きな魅力といえます。
始める際は、端末やトレーナーの接続環境を整えることが第一歩です。そのうえで、自分に合ったルートやワークアウトを選び、徐々に距離や負荷を増やしていくことで、確実に成果を感じられるようになります。
トラブルが起きたときも、焦らず原因を整理し、一つずつ解決していくことが大切です。MyWhooshを上手に活用すれば、天候に左右されない快適なトレーニング環境を手に入れられるでしょう。

